2009年7月4日土曜日

4レグ・ギリシャ入国


イタリアを後に、ギリシャに入国しました。
ポートオブエントリーはギリシャのコルフ島、イタリアでは入国とその後の港でのレポートに大変な思いをさせられました。
入国に関連する役所が三つ、税関・入国警察(イミグレ)・港湾管理(ハーバーマスター)、この三つの役所の役割とその手続き内容がどうもはっきりしないのです。
はっきりしないという意味は、場所によってこれらの役所の人の言うことが異なるのです。
例えば、最初のイタリア入国港では「他の港に寄港するたびに港湾管理に書類を持って行き、スタンプを押してもらうこと」といわれたのですが、次の港では「その必要は無し」。
こんな調子で、税関も入国警察も、言うことがその都度違うのです。
他のヨットマン達は「書類レポートなどやる必要無し、面倒なだけだ」と、誰も港湾管理に書類など提出していないようです。
ま、これもイタリア流のおおらかな精神、ある意味では平和そのもの。
というわけで、今度はギリシャ。
ギリシャはイタリアと異なり、やるべきことがはっきりしており、イタリアのように適当にしておけばよいとは誰も言いません。
最初に税関に行き、申告してトランジットログという厚い書類を作成してもらいます。
このログはギリシャ国内航行中はずっと港湾警察に持参してスタンプを押してもらいます。
税関でもらったトランジットログをもって、今度は港湾警察へ、ここでクルーリストとともにスタンプをもらいこれで入国完了、半日かかりました。
というわけで、これから約1ヶ月半、ギリシャクルーズが始まります。

写真は「トランジットログ」、「コルフの次の寄港地、Mourtos」

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